大山鳴動「維新のコンビ」何がしたかったのか
維新の党の橋下徹代表と松井一郎幹事長が検討していた衆院選大阪3区、16区の出馬を見送ったと報じられています。ともに選挙区における党の支部長まで就任しておきながら、選挙に出ないといいます。
では、代わりに誰が選挙に出るのか、とえいば、出ても勝てないから、候補者を立てられないという結果に落ち着くのではないでしょうか。
与党に対抗する維新としては本来、民主を推すべきでしょうけど、それもしない。
公明党からはブラフに乗せられなくてよかった、という声が上がっているけど、カジノ構想の先行きも怪しくなってきた今、安倍政権からも相手にされなくなりそうで、とどのつまり、何がしたかったのか、といえば、単に目立ちたかっただけ、まったく意味のない動きでした。というより、これでますますご両人の立場が危うくなるでしょう。
維新の党にとってお二人は単なる厄介者になっているのでは。
(森功)<t>
写真:維新の党HPより