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小売販売統計、10月も前年割れ

 日本百貨店協会が19日に発表した全国の百貨店238店舗における10月の売上高は、前年の同じ月に比べて2.2%のマイナスとなった。協会では天候不順の影響が大きいとしており、マイナスは7か月連続となっている。

 

 また、全国の大手スーパー60社で構成する日本チェーンストア協会は20日、10月の販売統計を発表した。これによると、前年の同じ月に比べて店舗調整値では98.1%となり、7か月連続で前年割れとなった。

 

 同じく日本フランチャイズチェーン協会が20日に発表した10月の全国コンビニエンスストアの販売額は、既存店ベースで前年の同じ月に比べて1.1%のマイナスで、こちらも7か月連続のマイナスとなっており、消費税引き上げに伴う消費の低迷に歯止めがかかっていない現状が明らかになっている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by (WT-shared) 木更津乃風 at wts.wikivoyage [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons