9.16首長選に見る安倍政権「勝敗」の分かれ目
沖縄知事選をはじめ、那覇市長、福岡市長、松山市長、熊本市長、愛媛県知事と全国で首長選が展開されました。
そこでこれらの投票率をズラリと並べてみると、一定の傾向が見て取れるように感じました。
自民の敗北となった沖縄知事選64.15%(前回60.88%)、那覇市長選65.25%(前回39.43%)と結構高い一方、勝利したのは逆に低い。福岡市長選38・73%(前回43.67%)、熊本市長選40.32%(前回36.18%)。民主勝利の松山市長選は48.36%(前回53.96%)で、その中間といったところでしょうか。ちなみに愛媛県知事選は過去最低の42.93%(前回49.17%)と低いけど、福島県知事選と同様、自公民主相乗り選挙で勝敗つかず。
これらを見ると、政治に関心があり投票率があがれば、来る総選挙も自民は苦戦するという結果になるのではないでしょうか。あくまで雑感に過ぎませんが……。
(森功)<t>
写真:Wikimedia Commonsより