みんなの党が解党決定
党内での内紛が続いていたみんなの党は19日、両院議員総会を開き、所属議員の過半数となる13人が賛成したことで解党が決まった。
総会では渡辺喜美前代表が「両院総会の前に地方議員の声を聞けといったのは誰だ」と何度も叫ぶなど、怒号が飛び交う大荒れの展開となった。
渡辺前代表は総会後、怒りが収まらない様子で「このような独裁的な手続きで、民主的な議論を封殺した。みんなの党抹殺事件ですよ。瑕疵がある決定です」と述べた。
一方、浅尾慶一郎代表は目に涙を浮かべ、「期待に応えられず申し訳ない」と述べている。
みんなの党の所属議員は民主党への入党や新党結成を模索するなど、それぞれの道に進むことになる。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「みんなの党」HPより