解散総選挙、野党各党の反応は?
安倍首相の解散会見をうけ、民主党の海江田万里代表は「野党各党も今の経済状況では消費税引き上げはできないと判断しており、争点になるはずがない」と述べ、解散に大義がないとしたうえで、民主党は「分厚い中間層を再生させること」を政策の柱に掲げ、「アベノミクスは格差を拡大させている」として違いを強調した。
維新の党の江田憲司共同代表は、消費税引き上げで景気判断条項を外したことについて、「『経済は生き物だ』というのなら、どうして1年半後には増税に耐えられる経済状況になっていると言えるのか。言っていることが矛盾している」と述べ、安倍首相の政策判断を批判している。
また、内紛が続くみんなの党の浅尾慶一郎代表は18日、「解党はやむを得ない」と述べ、近日中に解党する公算が高まっている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「民主党HP」より