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7-9月期GDP速報値は年率マイナス1.6%【内閣府】

 内閣府は17日、四半期GDPの速報値をHP上で発表した。7-9月期における実質の成長率は0.4%のマイナス、年率にして1.6%のマイナスで、名目での成長率は0.8%のマイナスだった。

 

 民間最終消費支出が実質で0.4%のプラスとなるなど、消費税引き上げ後の消費の大幅な落ち込みから抜け出し、前四半期のマイナス1.9%からは大きく改善されたが、依然としてマイナス成長に留まっている。

 

 安倍首相は12月に最終決定する消費税引き上げ判断の材料として、この速報値の数字を最重視する考えを示しているが、この数字を受けて安倍首相がどのような判断と説明をするかが注目される。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Yuukokusya (投稿者自身による作品) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons