山本太郎参議院議員、弱者いじめの安倍政権を批判
新党ひとりひとりの山本太郎参議院議員が12日のニューズ・オプエドに出演し、安倍政権の政策は弱者に厳しく大企業や金持ちに有利なものばかりだと語った。
山本議員は貧困層に対する社会保障が厳しさを増していることを特に問題視し、「安倍政権は産業界の要請を受けて、最低賃金が上がりづらくした。そのために生活保護の基準を10%上げるとともに、生活保護受給者へのバッシングも酷かった。不正受給は全体の1.8%、金額にすると0.5%でしかないのに、最後のセーフティネットを受けさせないようにした」と語り、生活保護受給者は悪であるという刷り込みを行ったマスコミも含めて批判した。
また、経済状況の悪化により、利子付きの奨学金を受ける学生が増えていることについては、「その利子が360億円くらいあり、それで儲けている銀行がある。無利息の奨学金を与えて、若者が社会で活躍して還元していけるような社会にしていかないといけない」と述べ、弱者の側に立った政治の必要性を訴えた。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「ニューズ・オプエド」より