太陽光発電は福島優先にしたらいいのでは
先週、久方ぶりに福島県に行ってきました。小名浜湾の試験漁で獲れたメヒカリなど地元の魚が市場に並んだとニュースにもなりました。が、実際は微々たる漁で、まだまだ市場に出回るにはほど遠い感じです。
それより目を引いたのは太陽光のソーラーパネル。津波で流されたタンク跡地にずらりと並んでいました。最大のソーラーシステムは1か所で4万枚以上もあり、壮大なスケールでした。遊休地はまだまだ残っているので、いくらでもつくれそうなものですが、コストの兼ね合いで、むしろ電力会社による太陽光発電の打ち切られ、これ以上無理だといいます。
ならいっそのこと、他の場所での太陽光発電をやめ、福島限定で買い取るようにすればどうだろうか、などと思ってしまうほど、復興は進んでいません。
(森功)<t>
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