景気ウォッチャー調査、景気の悪化際立つ結果に【内閣府】
内閣府は11日、実体経済の状況を把握するために行っている景気ウォッチャーの10月の調査結果をHP上で発表した。
景気の現状を判断する指標DI(ディフュージョン・インデックス)は、9月の調査から3.4ポイント下げて44.0となり、2ヶ月ぶりに低下している。
小売や飲食で5ポイント以上低下したのをはじめ、家計・企業・雇用のすべてのDIが低下し、横ばいを示す50を3か月連続で下回ることとなった。
また、2~3ヶ月先の景気の先行きについての判断DIも、各分野が軒並みマイナスとなった影響で前月を2.1ポイント下回る46.6となり、5か月連続での低下となるなど、景気の低迷が顕著な調査結果となっている。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by Yuukokusya (投稿者自身による作品) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons