社会保障支出、108.5兆円と過去最高を更新
国立社会保障・人口問題研究所は11日、2012年度における年金や生活保護、医療保険や介護保険など、社会保障制度に関する1年間の支出を集計した社会保障費用統計をHP上で発表した。
これによると、ILO(国際労働機関)の基準による社会保障給付費は約108兆5,000億円となり、前年度よりも1兆円以上増加して過去最高額を更新した。これは、国民1人当たりに換算すると85万1,300円となる。
内訳としては「年金」が約54兆円、「医療」が35兆円弱と、この2つの分野で総額の8割を占めている。
(文と写真:DAILY NOBORDER編集部)