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「ハフィントンポスト日本版は朝日新聞の子会社に過ぎなかった」上杉隆がハフポ日本版を批判

 ジャーナリスト上杉隆がハフィントンポスト日本版について、「朝日新聞の権威を使いながら、朝日新聞に否定的な人を排除している」として、ジャーナリズムが欠けたメディアだと批難した。

 

 これは5日に放送された、上杉がアンカーを務めるインターネット報道番組「ニューズ・オプエド」の中で「コントロバシー(論争)」と題して取り上げたもので、ハフィントンポスト日本版の編集主幹・長野智子氏、編集長・高橋浩祐氏それぞれに対してオプエドへの出演を依頼しているが、断られていることも明かした。

 

 両者は出演できない理由として「ハフィントンポストの上層部からノーボーダーには出るなと言われている」ことを挙げており、上杉は「ハフィントンポスト日本版は親会社の朝日新聞が池上彰さんにやっていることと全く一緒のことをやっている。自分たちは安全地帯にいて、反論や論争が起こらないようなことをやっているメディアは健全なジャーナリズムを達成できない。」とハフィントンポスト日本版を批判した。

 

 ハフィントンポストは2005年にアメリカで発祥したネットメディアで、各国版が作られている。

 

 日本には2013年5月に上陸したが、上杉は「世界のハフィントンポストの中で日本版だけが朝日新聞という大資本が入っており、独立性が無い」として、本来の役割を果たせていないと指摘している。

 

(オプエド編集部)