東京電力第2四半期決算、大幅増益を発表
東京電力は31日、平成26年度第2四半期の決算を発表し、単独での経常利益は前年同期比で91.5%増となる2,146億円になったとした。
東京電力によると、燃料費調整制度の影響などにより電気料収入単価が上昇したことで収入が増加した一方、修繕工事を繰り延べるなどコスト削減に努めたことから経常収支の増加につながったとしている。
また、原子力損害賠償費としておよそ4,500億円を特別損失に計上した一方で、特別利益として原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの交付金およそ5,100億円を計上しており、四半期の純損益は2,709億円の黒字となった。
(DAILY NOBORDER編集部)
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