福島第一原発建屋カバー、作業中に一部破損
東京電力は現在作業中の福島第一原子力発電所1機の原子炉建屋カバーの解体工事において、28日午前の作業中に屋根パネルの穴の空いた部分から飛散防止剤を散布している際、先端ノズル部が突風により動いたことで、カバーの一部が破損したと発表した。
28日はその後も強風が続いたことからその日の作業を中断しているが、東電は「この破損による影響は少ないことを確認した」と発表している。
東電によると、飛散防止剤の散布などの作業を経て、来年3月からは建屋カバーの解体を開始し、2016年の前半には瓦礫の撤去を始める計画となっている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:東京電力HPより