望月環境大臣、政治資金問題で緊急釈明会見
政治資金収支報告書の不備を指摘されていた望月義夫環境大臣が、28日未明に記者会見し、政治資金規正法や公職選挙法に違反していないと釈明した。
望月氏は2008年と2009年に後援会が行った新年会での支出として計664万円を計上していたものの、収入が記載されていなかった点を指摘されていた。これについて望月氏は会見で「私の政治活動を支え、35年間事務所の経理のすべてを任せていた妻が2010年に他界し、当時の支出の詳細は領収書なども残っていないので確認できない」としている。
また、大臣を辞任する考えはないことを明言している。
菅官房長官は28日午前の会見で「政治家は責任を自覚して国民に疑惑をもたれないようにすべきだ。大臣には課題が山積する環境行政に尽力してもらいたい」と述べている。
（DAILY NOBORDER編集部）
写真：首相官邸HPより
