安倍首相、共同通信社の会議で地方創生アピール
安倍首相は24日、都内で開催された共同通信加盟社編集局長会議に出席した。
これは共同通信社のニュース配信を受ける全国各地の新聞社の編集局長が集まり開催されたもので、安倍首相は野党時代から3年連続での出席となった。
安倍首相は挨拶の中で、地方創生や女性の活躍推進に注力していることをアピールしたうえで、「民主党時代に一括交付金なるものがあったが、実態は単なる看板の架け替えで、手続きが煩雑になっただけだった。こうした中身のない政策をするつもりはまったくない。ばらまき的な手法も取らない」と述べ、民主党時代の政策を批判し、新たなアプローチをする考えを示した。
また、出席した地方紙各社に対しては「共同のニュースを右から左に流すだけになっては、地方創生も立ち行かなくなってしまう。安倍内閣の地方創生が成功するもしないも、そこにかかっている」と話し、地方紙の役割に対して期待を示した。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:首相官邸HPより