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最終処分場 地元住民の反発で作業延期

 各社報道によると、福島第一原発事故で発生した放射能が付着した廃棄物の、宮城県における最終処分場の建設候補地になっていた加美町田代岳で行われる予定だったボーリング調査が、地元住民の反発により見送られた。

 

 当初は24日にボーリング調査を開始する予定だったが、住民の激しい抗議により延期され、翌日以降も抗議活動は続いている。

 

 宮城県内では加美町の他に栗原市、大和町が処分場建設の候補地となっており、環境省はそれぞれでボーリング調査を実施する予定だが、3カ所同時に調査を実施することが条件となっているため、加美町以外での作業も中断されてる。

 

 環境省は11月中に調査を終えたい考えで、今後早急な対応が必要となる。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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