下村文科大臣、五輪会場見直しの可能性に言及
下村博文文部科学大臣は25日、MXテレビ「淳と隆の週刊リテラシー」に出演し、2020年東京オリンピックでのゴルフ競技会場について、見直す余地があることを明らかにした。
オリンピック・パラリンピック担当大臣も兼任する下村氏は、ゴルフ会場の選定に異議が出ていることについて問われると、「ゴルフ関係者を含めて決まったことだ」としながらも、「組織委員会が決めることだが、競技場の見直しも行われているなかで、必要があれば国民に見えるかたちで、なぜそう決まったのか、なぜそれを変える必要があるのかについてもう一度議論をする場というのは否定しない」と答え、国民が納得するかたちで議論が尽くされるべきだとの考えを示した。
また、ゴルフ税の見直しについては「ゴルフ税の500億円はそのまま地方自治体の財源となっているので、それに代わるかたちでの地方の財源を同時に考えていかないといけない。」と答えている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:自民党HPより