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与野党相乗り支援の内堀氏が圧勝【福島県知事選】

 東京電力福島第一原発の事故後、初となる福島県知事選挙の投開票が26日行われ、与野党が相乗りで支援した新人の内堀雅雄氏が当選を決めた。

 

 福島県選挙管理委員会事務局の発表によると、内堀氏は約49万票を集め、2位の熊坂義裕氏に約13万票に大差をつけての圧勝だった。

 

 元福島県副知事の内堀氏は、退任する佐藤雄平知事の事実上の後任として立候補し、民主党などに加えて自民党や公明党の与党からも支援を受けており、事前に予想されていた通りの圧勝となった。

 

 今回の選挙戦では、自民党が県連の擁立する独自候補を直前で撤回させ、内堀氏の相乗りでの支援に回ったことで、明確な政策論争は行われなかったことなどから選挙戦への関心は低調で、投票率は45.85%と前回に次ぐ2番目の低さとなった。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by ​Japanese Wikipedia user とっち [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)], via Wikimedia Commons