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中国の7~9月期GDPは7.3%増 5年半ぶりの低水準

 中国国家統計局が21日に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は、前年同期比で7.3%のプラスとなり、リーマンショック直後の2009年1~3月期以来の低水準となった。

 

 ロイター通信などの報道によると、国家統計局は不動産市場の落ち込みが響いたことや、比較となる前年同期のGDP水準が高かったことなどが原因だと説明しているという。

 

 中国は今年の年間成長率を7.5%に設定しているが、現状では達成は難しいと見られており、今後の中国による経済政策が注目される。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by J. Patrick Fischer (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons