ワシントンポスト伝説の編集者、93歳で死去
ワシントンポスト電子版によると、ワシントンポストの編集者として同紙を世界的な新聞に育て上げたベン・ブラッドリーさんが21日、ワシントンにある自宅で亡くなった。享年93。死因は老衰だったという。
ブラッドリーさんは1965年から26年間編集を担当し、ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件や、ベトナム戦争におけるペンタゴンの秘密文書のスクープなどを指揮。ワシントンポストを、世界的な影響力を持つクオリティペーパーへと育て上げた。
オバマ大統領は追悼の声明を発表し、「ベンジャミン・ブラッドリーにとって、ジャーナリズムとはただの職業ではなく、我々の民主主義を支えるものだった」と述べ、ブラッドリーさんの功績を讃えている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「ワシントンポスト電子版」より