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橋下徹vs在特会 大阪市役所で罵り合い

 大阪市の橋下徹市長は20日、市役所内で「在日特権を許さない市民の会」(通称・在特会)の桜井誠会長と面談を行った。

 

 面談は双方が「お前」と呼び合うなど、開始から双方が罵りあう展開となり、当初30分間予定されていた面談はわずか7分程度で終了した。

 

 橋下徹市長は、 特定の民族に対する排他的な差別行動である「ヘイトスピーチ」の規制を検討しており、今回の面談は、橋下市長が7月の会見で話に応じる考えを示したことを受けて、在特会側の申し出によって実現したものだが、最後はお互いが「帰れ!」と叫ぶなど全く噛み合ないまま面談は終わった。

 

 ヘイトスピーチをめぐっては、7月に大阪高裁が在特会を人種差別と認定したほか、国際的にも問題視されている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by 雪融 (投稿者自身による作品) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons