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小渕経産相の政治団体に不正支出の疑惑浮上

 16日発売の週刊新潮(10月23日号)によると、小渕優子経済産業大臣が関係する政治団体が、支持者を対象とした明治座での観劇会で集めた会費が約742万円だったのに対し、明治座に支払った金額は3,384万円と計上しており、小渕大臣による有権者への実質的な買収に当たる可能性があると報じている。

 

 また、毎日新聞は16日の朝刊一面で、小渕大臣の資金管理団体が、親族が経営する服飾雑貨店などに「品代」として2008年からの5年間で計362万円を政治資金から支出していたと報じている。

 

 これは毎日新聞が小渕大臣の資金管理団体の領収書を情報公開請求して入手したもので、小渕大臣に対してはこの他疑義をもたれる支出が1,000万円を超えているという。こうした政治団体の杜撰な資金管理に対し、小渕大臣は明確な説明を果たしておらず、今後国会で説明責任が求められることになりそうだ。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:YOUTUBEより