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セブン-イレブン、「見切り販売」妨害で敗訴

 コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンのフランチャイズ加盟店主4人が、廃棄前の弁当などを値下げする「見切り販売」を妨害されたとして、セブン-イレブンを相手取り約1億3900万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第三小法廷は14日付で賠償を命じた東京高裁の判決を支持した。

 

 これにより、セブン-イレブン側に計1,140万円の支払いを命じた高裁の判決が確定。高裁の判決に対しては原告側も賠償額の増額を求めて上告していたが、双方ともに最高裁では棄却された。

 

 コンビニエンスチェーンでは弁当などの見切り販売を認めていない企業が多く、この判決によりコンビニ各社は対応が迫られることになりそうだ。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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