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河村市長が掘り起こした、名古屋地検のデタラメ

まいど、いまにしです。

 

またまた、検察のデタラメぶりがわかった。

今週(2014年10月24日)の週刊朝日で書いた、名古屋地検のデタラメ。

昔、名古屋刑務所で刑務官が収容者に暴行を加えて死亡させたとされる事件があった。

刑務官は、無罪主張したが、裁判所がボンクラで有罪が確定してしもうた。

 

その事件捜査の過程で、名古屋地検は名古屋の消防局に実験の応援を頼んだ。

刑務官は、実験は、おかしいと法廷で主張。

実験をやった検事らを刑事告発された。

名古屋地検は、それを受けて消防局の人を事情聴取。

その模様を、消防局の人は、報告していた公文書が名古屋市に残っていた。

 

名古屋市の河村市長のところに、市の内部から連絡があって、掘り起こされたもんやという。

昔、菅元首相が薬害エイズを発掘したんと、よう似た感じやね。

 

ワシは報告書を独自に手に入れた。

見て、ビックリ仰天や。

ヨシダ副検事と報告書に書かれている人物は、消防局の人に話も聞いてないのに、事前に供述調書を17枚も作成。

それに沿って、事情聴取していったと報告されている。

けど、そんなん検察はデタラメやってへんと、有利に作ってあるに決まっている。

おまけに、実験から事情聴取まで5年ほど経過。

そないちゃんと、記憶あらへん。

 

何度か、訂正、おかしいという場面があったと報告書にはある。

そして、こうも書いてある。

<「それを言ったら崩れてしまうんですよ」と。言葉を勝手にまとめられてしまった>

不本意な調書にサインをさせられたと訴えているのだ。

ヨシダという副検事の態度に、消防局の人は〈ある意味、犯罪者扱いのような感じで気分が悪かった〉と文句言うてる。

 

わかりやすく言うたら、検察に供述の押し付けされた。

なにするねん、なめとんかってことが、報告書には、記されとる。

 

供述調書って公文書。

けど、この報告書も公文書。

相反する、公文書があるってことは、おかしなこと。

もう一回、ちゃんと事件を見直す必要があるんやないのかな。

 

(今西憲之)<t>

PHOTO by 円周率3パーセント (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons