医療費39兆円 65歳以上が22兆円を占める
厚生労働省は8日、平成24年度の国民医療費の状況を発表した。
これによると、平成24年度の国民医療費はおよそ39兆2000億円で、前年度より1.6％の増加となっている。
国民医療費の国内総生産に対する比率は8.3％で、人口一人当たりの国民医療費は30万7500円。国民医療費は、昭和60年は約16兆円だったが、それから30年足らずで2.45倍に膨らんだことになる。年齢別の医療費は65歳以上が22兆円と全体の56.3％を占めており、今後のさらなる高齢化に向けて、医療制度の改革や財源の整備などの対応が迫られている。
（DAILY NOBORDER編集部）
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