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慰安婦報道記者への脅迫に対し支援団体が結成

 朝日新聞で慰安婦報道の記事を書いた植村隆元記者が現在非常勤講師として勤務する北星学園大学に対し、植村氏を退職させるよう脅迫状が届いたことを受け、学者や弁護士、ジャーナリストらが同大学を応援する「負けるな北星!の会」を結成し、6日に東京と札幌で会見を開いた。

 

 精神科医の香山リカ氏や、北大大学院の中島岳志准教授らが呼びかけ人となり、野中広務・元自民党幹事長ら400人が賛同しているという。

 

 朝日新聞では7日の朝刊でこの問題について取り上げ、「暴力で言論を封じることは許せない」という批判が報道各社だけでなく市民からも広がっているとしており、植村氏は「記事を捏造した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい」とのコメントを発表している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:Wikimedia Commonsより