安倍首相、原発再稼働の判断は「世界で最も厳しい基準」
7日の参議院予算委員会で、安倍首相は原発の再稼働について「世界で最も厳しい基準」をもとに判断することを改めて明言した。
これは民主党の福山哲郎議員の質問に答えたもので、原子力規制委員会の田中俊一委員長は具体的な基準として、「非常用電源は多重性と多様性を備えている。格納容器のフィルターを付けたのは日本だけ。自然災害に対しては、地震・津波・台風など考えられる最高レベルのものを想定している」と述べたが、規制委員会はあくまで基準を満たしているかの審査をするだけで安全性を判断するわけではないと答えた。
安全性の判断について問われると、安倍首相は「100％安全と言ったことはない。常に安全性を高めていくのは当たり前のことだ」と述べ、規制委員会では住民の避難については対応していないことを指摘されると、他国の事例も交えて十分な対応を取っていると答えた。
（DAILY NOBORDER編集部）
写真：YOUTUBEより
