裁判官がボンクラか、まともかようわかる2つの判決
まいど、いまにしです。
陸山会事件で、上告していた、石川知裕元衆院議員。
9月30日付で棄却された。
禁錮2年執行猶予3年の刑が確定する。
ワシが週刊朝日で書いた、陸山会事件を巡って、小沢一郎氏が検察審査会に訴えられていた際、検察は石川氏がなんも、いうとらんことをさも言うと、嘘八百の捜査報告書を作成。
それをもとに、小沢氏を強制起訴にもっていった。
嘘八百までやらんと、事件化できんもんやった。
石川氏がワシのやっとる、ラジオフォーラムに出てくれた時、
「もう一回、国政に戻るには、上告取り下げて、刑を確定させて選挙に出れる態勢を作ったほうがいいかもしれない。けど、検察、裁判所のあまりのデタラメさに黙ってられない。もらっていない、水谷建設の5000万円、今ももらったといわんばかり。とんでもないです」
石川氏の弁護団は山盛り、最高裁に書面を出した。
けど、上告棄却っていつもA4数枚しか、書いてへん。
何も、審理してへん、最初から「有罪」って決めつけてやっとったんやないか?
いったい、どこみとるねん。
一方、3日、大阪地裁で、こないな判決があった。
尼崎事件のきっかけとなった、角田美代子元被告にめちゃめちゃされて傷害致死に問われていた、川村博之被告に対して、一審の実刑判決破棄、執行猶予判決を言い渡した。
判決は、ようするに美代子元被告らにむちゃむちゃされとった。
それは、川村被告や元妻らもいっしょ。
川村被告だけ、実刑は不公平やないかって内容。
一審判決の時も、その点は弁護士が何回も指摘していた。
確かに、川村被告、美代子元被告に命じられて、めちゃめちゃやってとった。
けど、あのような心理状態に置かれると、恐怖心から、命令を聞かざるを得ないと判断して、執行猶予判決とした。
しっかりと、よう見ているなぁ~って思うたわ。
そこで、誰が判決書いたやろって見たら、横田信之裁判長。
そう、大阪地検のインチキで逮捕された、村木厚子氏に無罪を言い渡したの裁判長。ちゃんと仕事しとるわ。
これ見ていると、ほんま、最高裁のボンクラぶりがようわかるよな。
(今西憲之)<t>
PHOTO by Tetsu2266 (Shot by Tetsu2266) [Public domain], via Wikimedia Commons