分裂続く”みんなの党” 渡辺前代表は聴取に応じず
各社報道によると、みんなの党の浅尾慶一郎代表は役員会で、党の方針とは異なる発言を重ねている渡辺喜美前代表から事情聴取する考えを示したが、渡辺氏は「聴取には応じない」と明確に拒否する考えを明らかにした。
野党再編を視野に入れて、存在感を示していくべきだとする浅尾氏ら現執行部に対して、渡辺氏は与党との連携を強めていくべきだと主張しており、両者の主張は平行線を辿っている。
また、浅尾氏は渡辺氏の離党もやむなしとの見解を示している一方、渡辺氏は自らが立ち上げた政党を出て行くのはおかしいと主張しており、両者の溝は深まっている。
今後、浅尾氏は渡辺氏に対して離党勧告を行う可能性も示唆しており、関係修復は困難とみられる。
（DAILY NOBORDER編集部）
写真：みんなの党HPより
