朝日新聞の記者が甲子園取材で私的利用 本社が謝罪
朝日新聞は今年夏に開催した高校野球甲子園大会において、横浜総局の記者が友人に予備の取材用記者証を貸していたことを明らかにし、今日24日付けの朝刊で謝罪した。
朝日新聞社はこの記者を厳重に注意し、高野連など大会関係者に対して謝罪したという。
本社報道局は「記者に主催者の一員という自覚が足りず、迷惑をかけた」とコメントしている。
なお、高校野球については22日、「ニューズ・オプエド」に生出演したスポーツ評論家の玉木正之氏が「メディアがスポーツ大会を主催するのは海外では有り得ないことで、非常に問題がある」と指摘しており、今回の一件も日本スポーツ界の問題点の一部が露呈した形となった。
(DAILY NOBORDER編集部)
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