橋下代表「国会議員の文書交通費に切り込む」【維新の党結党大会】
「維新の会」と「結いの党」の合流による新党「維新の党」の結党大会が21日、都内で行われた。
共同代表を務める橋下徹大阪市長と江田憲司衆院議員がそれぞれ結党の挨拶をしたほか、新党のマークや綱領、役員などが発表された。
橋下代表は、兵庫県議が政務調査費の不正使用をして問題となったことを挙げ、「あれは公開されていたから発覚した。しかし国会議員の文書通信交通滞在費は無税で領収書も報告書も必要なく毎月100万円支給されている。ここを律することなく、改革など出来ない。維新の党は先駆けて開示していき、臨時国会でもその点を追求していく」と述べた。
大会後に行われた記者会見でも、文書交通費について2001年に当時の衆院議長が答申を出していることを挙げ、改めて党の主要な政策提言と位置づけ、議員立法を含めて実行していく姿勢を強調した。
(DAILY NOBORDER編集部/文と写真)