中印首脳会談 モディ首相は領土問題に懸念表明
各社の報道によると、インドを訪問中の習近平・中国国家主席がニューデリーでモディ首相と会談し、インフラの分野などでインドに5年で200億ドル、日本円で2兆1600億円の投資を柱とする経済分野での関係強化を図ることで合意した。
ただし、日本での日印首脳会談で、日本側は5年で計3.5兆円の投資をすることを表明しており、規模としては見劣りする形となった。
一方で、両国の国境にあり、双方が領有権を主張するカシミール地方などでの領土問題は解決への道筋が立っておらず、モディ首相も「深刻な懸念を伝えた」と述べている。
カシミール地方では最近、中国軍がインドの実行支配地域へ侵入していることが伝えられており、両国の大きな火種となっている。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by Narendra Modi [CC-BY-SA-2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

