早くもバブル崩壊の心配「都心のマンションブーム」
日本で最も階数の多い西新宿5丁目の60階建マンションも完売確実、と不動産業界が囃し立てる一方で、早くもバブル崩壊の懸念が囁かれ始めています。
都心回帰といわれる大手不動産会社によるマンション建設ラッシュ。目下、買っているのは9割の日本人に対し、外国人は1割といいますが、今年に入り東南アジア華僑やロシアの企業家たちによる外人買いが盛んになっているといいます。
都心のマンションバブルに業界はウハウハ。各社、今のうちにつくれるだけつくってしまおうと再開発できる土地を物色しているそうです。が、反面、そこまでの実需はない。業界では、恐らく東京五輪の2年ほどまでにバブル崩壊と予想。ババをつかまないよう気を付けているのだそうです。
(森功)<t>
PHOTO by LuxTonnerre (Flickr) [CC-BY-2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons