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養殖稚魚を2割削減で合意 ニホンウナギの資源管理で4カ国協議

 水産庁の発表によると、日本、中国、韓国、台湾の4者間における協議の末、各国はニホンウナギの養殖において、養殖池に入れる稚魚の量を前年比で2割削減し、他の種類のウナギについては近年の水準よりも増やさないことで合意した。

 

 また、各国は資源管理のためにそれぞれウナギ養殖の管理団体を設立することや、各国が法的拘束力のある枠組みを作ることを検討することなども合わせて合意している。

 

 ニホンウナギは6月に国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定され、世界最大のウナギ消費国である日本は資源保護への率先した対応が求められている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:Wikimedia Commonsより