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産経新聞記者への対応めぐり韓国政府に対して声明を発表【日本ペンクラブ 】

 作家や評論家などで構成する日本ペンクラブは16日、「韓国政府による特定の記事批判を憂う声明」と題した声明文を発表した。

 

 これは産経新聞のソウル支局長が書いたコラムをめぐり、韓国のパク大統領を誹謗したものだとして民間団体が告発し、それを受けて韓国の検察に聴取された問題に対するもの。

 

 声明文では、「いかなる国においても、政府及び公職にある政治家の行動は、常にジャーナリズムの監視の対象であり、批判の対象であるべきだ」とした上で、今回の対応について「民主主義社会の根底をなす言論の自由を事実上制限することにつながる」と批判している。

 

 日本ペンクラブはロンドンに本部をもつ国際ペン(International PEN)の日本センターとして1935年に創立され、現在は作家の浅田次郎氏が会長を務めている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

画像:日本ペンクラブHP