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国道6号全線開通、原発事故に伴う通行制限解除

 福島第一原発事故に伴い通行が制限されていた国道6号線は、15日午前0時に制限が解除され、全線での通行が可能になった。

 

 国道6号線は福島県沿岸部を縦断し、福島第一原発付近を通過することから、双葉町から富岡町までの区間約14キロにおいて通行が制限され、一般車は大きく迂回することを余儀なくされていた。

 

 今回、政府は制限区間における除染や道路の補修が完了したとして、制限区間を車で通行した時の車内での被爆量が1.2マイクロシーベルト程度にとどまることなどから、通行制限の解除を決めた。

 

 これにより、人や物の行き来が増えることが期待される一方で、避難区域における治安の悪化が懸念される。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Hohoho (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

※警戒区域へ入場する車両(福島県広野町・楢葉町との町境)2012年撮影