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朝日新聞が吉田調書で謝罪 なんでTEPCOだけに謝罪?

 まいど、いまにしです。

 

 朝日新聞が、吉田調書の連載について、謝罪して記事を取り消した。

 

 最初はすごいスクープかって読んでたんやけど、連載続くとなんか、これまでのワシの取材とちゃうなって思うたんよね。

 それと、なんか、現場取材をあんまりやってへんのやないかって印象がした。

 昨日(11日)、社長さん、裏付け取材が甘かったと、いうてたな。

 

 ワシが聞いた話やけど、吉田調書の実物を取材にかかわる記者も読んでなかった、いや、読ませてもらえんかったというねん。

 たぶん、保秘、漏えいを恐れてってことなんやろうね。

 けど、いっしょに仕事する記者を信用せんで、どないするねん?

 ワシもいろんな資料にぶつかる。

 例えば、「原子力ムラの陰謀機密ファイルが暴く闇」をやった時や。

 デスクも含め、複数の記者が資料を読み込み、情報共有。

 お互いの認識、解釈をぶつけあって、ここ問題、アカンがなって重なるところを中心に取材、記事にした。

 調査報道って、手がかかり、一人じゃ無理。

 信頼関係が大事よ。

 いっしょにやっていく記者、信頼できんのかな?

 

 それと、朝日新聞の社長さん、イチエフから逃げ出した印象を与えたとして「東電と読者にお詫び」というてた。

 

 けど、現場には、当時、東電でもない現場の作業員がようさん、いた。ワシが親しくしている人、何人も生きるか死ぬかという場面で必死でがんばってた。

きのうの社長さんの会見聞いて「なんでTEPCOばっかりに謝るねん」っていうとった。

 

そこも、きちんと言及して、お詫びするんが、めちゃくちゃ大事やないかと思う朝。

 

(今西憲之)<t>

写真:DAILY NOBORDER編集部