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朝日新聞、デイリーノーボーダーの既報通り記事取消と謝罪を掲載

 朝日新聞は木村伊量社長ら3人が11日夜に記者会見を行い、東京電力福島第一原発事故をめぐる聞き取り調査、いわゆる「吉田調書」に関する5月20日付けの報道を取り消すとともに、読者と東京電力関係者に謝罪した。

 

 デイリーノーボーダーが一昨日深夜から報道を続けていた通り、会見の実施とともに、今日の朝刊一面で木村社長の謝罪文が掲載された。

 

 内容は、昨夜の会見冒頭での発言とほぼ同一で、責任を取り報道部門の最高責任者である杉浦信之取締役が今日付けで更迭されるほか、木村社長自身は編集部門を中心とする抜本改革の道筋を付けた上で、速やかに進退について決断するとしている。

 

 今日の朝日新聞では2、3面で誤報の検証記事を掲載し、今後は第3者委員会を通じて検証作業を行うことも発表している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:新聞各紙1面