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【速報】朝日新聞社長 会見で謝罪と記事の取消、幹部を更迭、自身も「進退」

 朝日新聞の木村伊量社長が11日午後7時半より本社で会見を行い、5月20日付けで報じた「吉田調書」についての記事を取り消すと発表した。

 

 また、編集担当の責任者である杉浦信之取締役を更迭し、木村社長自身も「経営トップとして責任は逃れられない」として、編集部を中心とする改革の道筋を付けたうえで進退を明らかにするとし、それまでの社長報酬は全額返上することを発表した。

 

 会見には、木村社長、杉浦取締役と執行役員の喜園尚史知的財産・広報・ブランド推進・環境担当の3人が出席し、冒頭木村社長が説明を行った。

 

 「吉田調書」の記事については、精査した結果、誤った報道であったと認め、「デイリーノーボーダー」の既報通り「東電と読者に謝罪する」と述べ、明日の朝刊で記事の取り消しを行うと発表した。

 

 また、慰安婦報道についても8月5日の検証記事において、謝罪がなかったことへの批判が相次いでいることを受けて、「(読者の信頼を失い)より謙虚であるべきだと痛感した。訂正が遅くなったことを読者の皆様にお詫び申し上げる」と述べ、併せて謝罪した。

 

(オプエド編集部)

写真:デイリーノーボーダー