TOKYO MX独自路線をさらに突き進む 板東英二、脱税で降板後初のレギュラー
TOKYO MXは5日、秋の番組改編を発表し、生放送の人気番組「バラいろダンディ」(毎週月〜金21:00〜)の新レギュラーコメンテーターに、個人事務所が悪質な所得隠しをしたことにより全てのレギュラー番組を降板していたタレントの板東英二を起用することを発表した。
坂東にとっては2012年12月の問題発覚以降初のレギュラーとなり、火曜日を担当する。
この他、月曜レギュラーにはおネエキャラでおなじみのカルーセル麻紀、金曜レギュラーには元「ぴあ」編集部でエンタメ全般を担当し「編集の鬼」と畏怖されていたと称する湯山玲子を新たに起用した。
この日の改編発表には「バラいろダンディ」月〜水のMCを務める元フジテレビの長谷川豊アナウンサーも登場し、「いまは東京地方で視聴率3%くらいだが、6年後くらいには必ず同じ時間帯のフジテレビに勝ってみせる。多分そうなりますよ。」と番組に懸ける思いを熱く語った。
23日にはMXの看板番組である「5時に夢中!」と「バラいろダンディ」の2番組を同日にバラエティの聖地「新宿スタジオアルタ」にて公開生放送を行うことも決定。
さらには、MX初の自社制作によるドラマ「えにしの記憶〜江戸→東京どらま」(土曜日16:00〜16:30)が10月4日からスタートすることも発表された。
これは江戸の歴史を探索していくドキュメンタリードラマで、TOKYO MX2で放送される。
近年、民放キー局とは異なる独自路線で存在感を増してきたTOKYO MXだけに、秋以降の展開に注目が集まる。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:TOKYO MX記者会見にて