現職知事が不出馬を正式表明【福島県知事選】
任期満了に伴い10月26日に投開票が行われる福島県知事選挙に、現職の佐藤雄平知事が立候補しない考えを正式に表明した。
4日の記者会見で明らかにしたもので、不出馬の理由として「中間貯蔵施設の建設受入れの決断により、復興に向けた大きな課題に一つのめどがついた」と述べ、「新たな段階を迎えた復興は新しいリーダーの下で実施していくべきだ」と語った。
佐藤知事は、民主党所属の参院議員だった平成18年に福島県知事に初当選し、これまで2選を果たしていた。
福島県知事選をめぐっては、国政にも影響する重要な選挙と位置づけられており、これまで元日銀福島支店長の鉢村健氏や、元宮古市長の熊坂義裕氏などが立候補を表明している。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:福島県公式HPより