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企業内部留保 過去最大313兆円

 財務省が1日発表した、4月から6月期の法人企業統計の調査結果によると、企業の内部留保を示す利益剰余金は、金融業・保険業を除いた全産業において、313兆円に上ることが明らかになった。

 

 前年同期と比べ、12%も増加しており、内部留保の金額としては過去最大。

 消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動で、設備投資が伸び悩んだことなどが原因に挙げられている。

 

 また、経常利益の増加率は、ここ4期は続けて20%以上を記録していたが、今期は4.5%にとどまり、成長戦略による収益性に陰りが見えてきている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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