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池上氏連載コラムの一転掲載【迷走する朝日新聞】

 朝日新聞がジャーナリスト・池上彰氏の連載コラムの掲載を拒否していた問題で、朝日新聞は一転して、今日の朝刊で池上氏と読者に対する謝罪文とともに掲載した。

 

 これはコラムの中で池上氏が「朝日新聞は謝罪すべきだ」などと批判的な内容を書いたもので、朝日新聞の対応をめぐり、現役の朝日記者もツイッターで批判するなど内外から朝日への批判が噴出していた。

 

 一方、先週広告の掲載を拒否された週刊新潮と週刊文春は、今週発売号の広告では新潮は「売国」や「誤報」という言葉を、文春は「不正」という言葉を黒塗りにして掲載されている。

 

 また、週刊文春は3日、ウェブ版のスクープ速報で、朝日新聞の木村社長が全社員向けに送ったメールを入手したと報じている。

 

 メールには、「反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力に断じて屈するわけにはいかない」などと書かれていたほか、吉田調書の報道については、「朝日が書かなければ永久に世に知られることがなかったかもしれない第一級のスクープ」と自賛していたという。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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