「実行実現内閣」に反応は様々
「実行実現内閣」と称した改造内閣に対する新聞各紙の反応は様々。
読売新聞は、主要閣僚を軒並み留任させた「政権安定を優先」としたほか、朝日新聞も8人を初入閣させつつも、主要6閣僚を留任させたことで骨格は維持したとし、谷垣禎一元自民党総裁などを起用した党役員人事を含め「重厚な布陣」と表現している。
日本経済新聞と産経新聞は、安倍首相が会見で「引き続き経済最優先でデフレ脱却と成長戦略の実行に全力を尽くす」と話した点に注目して報じ、毎日新聞は、地方・女性に重点をおいた布陣だと報じている。
一方、東京新聞は安倍首相に対して異論を挟まない布陣だとして、『「安倍路線」さらに加速』という見出しとともに、安倍政権への危惧を露わにしている。
また、昨日放送のインターネットニュース番組「ニューズ・オプエド」で、キャスターの上杉隆は「絶妙ハイブリッド内閣」、薬師寺克行氏は「難問直結内閣」、藤本順一氏は「結党60年記念内閣」と表現していた。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:首相官邸HPより
Collection:谷垣禎一氏の肩書について、元自民党総裁に訂正しました。