EU次期大統領にポーランド首相を選出
EU・ヨーロッパ連合は30日、首脳会議を開催し、現職のファンロンパイ大統領の任期満了に伴う後任に、ポーランドのドナルド・トゥスク首相を選出したと発表した。
東ヨーロッパ出身者がEUの最重要ポストに選出されるのは初めてのことで、12月1日から2年半の任期を務める。
また、外交安全保障上級代表には、イタリアのフェデリカ・モゲリーニ外務大臣が選ばれ、現職のアシュトン氏に続き2代続けて女性の選出となった。
トゥスク首相は、外交面ではロシアに対して強硬な姿勢を示していることで知られており、混乱するウクライナ情勢を含め、今後の対応が注目される。
(DAILY NOBORDER編集部)
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