中間報告では確認できず【STAP検証実験】
理化学研究所は27日、STAP細胞論文の取り下げに伴い行っていたSTAP現象の検証実験についての中間報告を発表した。
これによると、一般的な実験マウス由来のすい臓を用いて、論文に記載されていた手順に従って実験を試みたが、論文に報告されていたようなSTAP現象を確認することはできなかったという。
今回の検証実験は、理研で多能性幹細胞研究プロジェクトのリーダーを務める丹羽仁史氏が行ったが、今後は11月末までの期間に限り、STAP論文の筆頭著者であった小保方晴子氏が参加し、第三者が確認しながら検証実験を行うという。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by TAKASHI (Adapted from 0^J-4, KANTO Area) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons