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真摯に対応とのたもうTEPCO しとらんから法廷闘争やろ!

 まいど、いまにしです。

 

 東京電力福島第一原発事故で避難していた、福島県川俣町の渡辺はま子さんが2011年7月に自殺したことについて、26日、福島地裁はTEPCOに約4900万円の賠償を命じた。判決では、事故と自殺の因果関係を認めて

「展望の見えない避難生活への絶望と、生まれ育った地で自ら死を選んだ精神的苦痛は極めて大きい」と理由を述べた。

 

 記事(東京新聞 8/27 web)によるとTEPCOは、

「渡辺はま子さんが亡くなったことに、心よりご冥福をお祈りします。今後は判決の内容を精査し、真摯に対応してまいります」とコメントしている。

 相変わらず、TEPCOはウソばっかり言うとる。

 

 だいたい、裁判なんて誰もしたくない。

 けど、TEPCOが真摯に対応せんから、裁判起こさざるを得なかった。

 記事を読むと、渡辺さんの遺族は、今も仮設住宅に住み、避難しているそうよ。

 はま子さんが亡くなった苦しみもかかえ、裁判ってホンマ、大変。

 そんな中で、提訴に踏み切らざるを得なかったってことよ。

 それだけ、TEPCOの対応がひどかったってこと。

 

 福島の人に聞いたら、TEPCOは、原発事故と自殺との因果関係について

「知らんわ」と否定。

その上

「関係あるっていうなら、専門家、医者とかの意見書でも出せ。そうせんと、反論もせんからな」という内容の答弁書を出しとったそうよ。

 もう、空いた口がふさがらんっていうのは、このことや。

 

 真摯に対応って、そんなもん、きっとせんよ、極悪、TEPCOは。

 だいたい、真摯に対応しとったら、訴訟になっとらんって、ツッコみたくなるんは、ワシだけやないはず。

 

(今西憲之)<t>

写真:Wikimedia Commonsより