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緩やかな回復基調、駆け込み需要の反動和らぐ【8月例経済報告】

 政府は26日、8月の月例経済報告等に関する関係閣僚会議行われ、現状において景気は緩やかな回復基調が続いており、消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動は和らぎつつあるとした。

 

 一方で、今後の先行きについては、「駆け込み需要の反動の長期化や海外景気の下振れなど、我が国の景気を下押しするリスクに留意する必要がある」としているほか、7月からの変更点としては、企業収益について改善に足踏みが見られるという。

 

 また、政策の基本的態度としては、安倍政権肝いりの「日本再興戦略2014」を着実に実施し、デフレからの脱却を確実なものとするほか、日本銀行に対しては2%の物価安定目標を早期に実現することを期待するとしている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:首相官邸HPより