学力の底上げが進展【全国学力テスト】
文部科学省は25日、全国学力テストの結果を公表した。
4月22日に、国語と算数・数学の2教科で、小学6年生及び中学3年生の全員を対象に実施したもので、小・中学校のいずれも、全ての科目で最も正答率の低かった3都道府県の平均と全国平均との差は、昨年度よりも縮まっており、文科省では学力の底上げが進展していると分析している。
また、生活習慣と正答率との関係では、小・中学校どちらも1日当たりで携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをしている時間が長いほど、全ての科目で正答率が低い結果となった。
学力テストをめぐっては、今年から教育委員会が学校ごとの結果を公表できるようになったが、NHKが全国1700以上の市区町村の教育委員会に調査したところ、8割以上が公表しないと回答したという。
(DAILY NOBORDER編集部)
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