藤井美濃加茂市長保釈 改めて潔白を主張
市議時代に30万円の賄賂を受け取ったとして、6月24日に逮捕勾留されていた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長の保釈が23日、認められた。
藤井市長の弁護士を務める元検察官の郷原信郎弁護士は、自身のブログで現職市長に「逃亡のおそれがある」として勾留を決定したことや、これまで身柄釈放を求めて10回にわたりアクションを起こしてきたにもかかわらず、「証拠隠滅の恐れがある」などとして保釈請求を棄却してきた裁判官に対し、逮捕、勾留などの身柄拘束に関する「手続判断」を軽視する姿勢だと批判している。
また、証拠がないにも関わらず、起訴し、強引な取り調べを続ける名古屋地検に対しても「証拠内容の希薄さには唖然とした」と述べるなど、対応も批判している。
藤井市長は、記者会見で改めて潔白を主張するとともに、公務に復帰する意向を示した。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:藤井浩人Facebookより